酒のツマミと酔いシネマ

映画好きの25歳・女子が、観た映画の感想を好きなように書くブログ!

『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』は、一日一日の重みを感じられる作品でした【映画レビュー】

こんばんは、太田ドクソです。

今回は、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』をレビューします!

結構人気作ですよね。では、どうぞ!

『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』のあらすじ

 

イギリス南西部コーンウォールに住む青年ティムは、両親と妹、そして伯父の5人家族。
どんな天気でも、海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ。風変りだけど仲良し家族。しかし、自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。
そして迎えた21歳の誕生日、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父から知らされる。そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになるティム。

弁護士を目指してロンドンへ移り住んでからは、チャーミングな女の子メアリーと出会い、恋に落ちる。
ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、二人の出会いはなかったことに!

なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けて人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。どんな家族にも起こる不幸や波風は、あらゆる能力を使っても回避することは不可能なのだと。そして、迫られる人生最大の選択——。

abouttime-movie.jp

 平たく言うと、「タイムトラベルができる男性の人生の話」です。

ドクソの感想

SFチックなのに日常色が強くて引き込まれる

 SFの定番スキル・タイムトラベルができる青年の話なので、「え?これSF?おしゃれ系ラブストーリーじゃないの?」と思われる方も多いと思います。

大丈夫、おしゃれ系ラブストーリーです。(おしゃれ系ラブストーリーって何)

タイムトラベルをするときに、SFっぽい時空を漂うようなシーン(例→『時をかける少女』)がないからか、タイムトラベルのシーンでも日常を切り取っただけのようなナチュラルさがあります。

タイムトラベルも日常の中の一つの営み、というような雰囲気です。

 ちなみに、この作品の監督は『ノッティングヒルの恋人』や『ブリジット・ジョーンズの日記』の脚本や、『ラブ・アクチュアリー』の監督脚本を努めた方で、面白いラブストーリーをたくさん手掛けてる人なんです。

日常の何気ないワンシーンを切り取るのが上手な監督だからこそできる、特殊な設定でありながら違和感を抱かせないストーリーです。

日々の大切さや愛に気付かされる

さて、やっぱりこの作品の神髄は「日々の大切さ」を押しつけがましくなく、でも確かに伝えているところにあると思います。

印象的なシーンやせりふも多数あるんですが、そのどれもがさりげないんです。

作品全体を通して飾らない描写が多く、本当に一人の男の人の生活をのぞき見しているような雰囲気。

また、ティムやメアリー以外の登場人物たちがどんなふうに物事を考えているのかも、さりげないながら印象的な言葉で描かれていて、みんなにそれぞれの暮らしや歴史があることが、ふわっと感じられます。

ティムの家族は結構みんな変わってるんですが、それぞれの大切なものへの思いは率直な言葉として表れているので、そういう発言を通しても日々を見つめさせられます。

ラブストーリーとしては、劇的なラブシーンがあるわけでなく(ないわけでもないんだけど)、おそらく多くの人が経験しているであろう日常的な恋が続いていく感じです。

でも、特別な一日はとってもドラマティックに観客の印象にもしっかり残るように描かれてる、このコントラストがたまらん……!

恋だけじゃなくて家族の愛にもフォーカスされてます。

ティムが家族を大切に思う気持ち、また家族がティムを大切に思う気持ちの深さたるや…。

ティムの家族を見るメアリーの目も、やさしさと愛に満ちていて、劇中全方位愛にあふれています。

知ってます?皆さん、いい作品ではね、劇的にドラマティックなシーンやせりふがなくっても、愛の深さを見せることができるんですよ。

まとめ

人生の選択に迷ってる人、「こうすればよかった」とかよく思っちゃう人にぜひ観てほしいな~。

そういう人にこそ観終わった後の何とも言い難い充足感を味わってほしい。

なんかおしゃれな映画観て通ぶりたい~という人にもおすすめです。(笑)

主要キャスト

ティム:ドーナル・グリーソン

メアリー:レイチェル・マクアダムス

ティムの父:ビル・ナイ

ハリー:トム・ホランダー

 

監督:リチャード・カーティス

公開年:2014年

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