酒のツマミと酔いシネマ

映画好きの25歳・女子が、観た映画の感想を好きなように書くブログ!

『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』は生きることに悩む全ての変人に見てほしい作品だった【映画レビュー】

こんばんは、太田ドクソです。

今日はずーっと気になってた『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』をレビューします!

この作品の原作者・最果タヒさんの詩が好きなんです。

公開時は観に行けなかったので、やっと観られました…ではどうぞ!

『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』のあらすじ

看護師をしながら夜はガールズバーで働く美香は、言葉にできない不安や孤独を抱えつつ毎日をやり過ごしている。一方、工事現場で日雇いの仕事をしている慎二は、常に死の気配を感じながらも希望を求めてひたむきに生きていた。排他的な東京での生活にそれぞれ居心地の悪さを感じていた2人は、ある日偶然出会い、心を通わせていく。

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 平たく言うと、「都会で一生懸命生きるちょっと変な人たちの話」です。

今日の酒とツマミはこれ!

タイトルに「青色」って入ってるので、青っぽい酒が飲みたかったんですがそんなおしゃれな酒は市販されてないんですよね。(笑)

なので、今日の一杯はドクソ謹製「スパークリング"ジュテーム"フロート」です!

"ジュテーム"ってね、バイオレットリキュールと白ワインのカクテルなんです。

すみれのリキュール1:白ワイン3(レモン汁少々でできんですが、今日はどうしてもフロートが飲みたかったので、バニラアイスものせました。

うっまかったー!!!

つまみは、生ハムとモッツァレラとプチとパトのピンチョス

おしゃれ映画に合わせておしゃれにしました。

ドクソの感想

最果タヒさんの詩は好きで、詩集も2冊持ってるんですけど、ゆーても詩だしどうすんだろ…と思っていたら、すごく上手くまとまっていてびっくりしました。

この映画は、ベルリン国際映画祭で入賞・上映されたり、東京国際映画祭とかキネマ旬報ベストテンとか多数受賞してるんですが、そりゃするね~という感じです。

新しいけど自然で、変なのに普通な作品。

キャストの声が映画にマッチしまくってて心地いい

最果さんの詩を読むキャストの声が、いいんですよ。

芯が強いんだけど脆そうで、ちょっと震えてて、乾いた声。

少年みたいだけど、女性としてのやわらかさもある石橋静河さんの声が作品をしっかり支えてる感じでした。

あと、要所要所で使われる路上ミュージシャンの歌声。

全然うまくないんですよ。むしろ下手なの(笑)

でも、そのへったくそな「がんばれ」には底知れない力があるように思いました。

池松君のセリフ、早回しのところはかなりわざとらしく勢いよく言っていて、自然な時はとことんまで自然、もはや演技じゃないと思うレベルで自然なのが「慎二」なんだなぁ……と感じました。

名前は知っていたけど演技してるの観たのはほとんど初めてでした。いい役者さんですね。

詩ではないですが、松田龍平さんが「うるさいなあ」というセリフを多用するのに笑っちゃいました。

イライラしてる松田くん、セクシーすぎて直視できない。好き。

つまんない景色の中で必死に生きるということ

東京の景色が、すごい。(語彙力!)

街の景色に不自然に人を増やすんじゃなくて、あくまでも物を通して東京のごちゃごちゃ感を出しているの。

駐輪場の自転車の数、その無数の自転車の中からちゃんと自分の自転車を見つけて乗って帰っていく姿が、ドクソはなんだか、すーっと感じました。("すーっと"って何)

道を歩いている人が全員スマホをいじってるから、飛行船にも気づかない事。

「なんでも調べられるスマホがある時代に"知らないことがある"のが怖い」というセリフ。

 うるさいし明るいのに、静かで冷たい居酒屋。

すごくアーティスティックなシーンばかりなのに、なぜかリアリティーもすごくある。

渋谷とか新宿とか、見慣れた東京の景色、それも結構ごみごみしてて汚い街が、すごくすごく美しく見えるのは、最果さんの詩と石井監督の映像と、「どこにでもいそうな普通の顔」のキャスト陣によるものだと思います。

目立った盛り上がりが(たぶんあえて)削られていて、「ただの生活の連なり」の美しさとか尊さが大切に描かれてるなと感じさせてくれます。

舟を編む』を観た時にも感じましたが、石井監督は「暮らし」を撮るのが上手だね。

まとめ

 疲れた夜に観るのがおすすめです。明日も生きようって思う。

変人と言われてつらい思いをしたことがある人も、ふわっと救ってもらえるかもしれん。

映像は普通とアートが入り混じっているのでアート作品好きな人も楽しめると思います!

ドクソは『死んでしまう系のぼくらに』と『愛の縫い目はここ』しか読んでませんが、これも読みたいなと思います。買います。

最果さんの詩は現代がテーマになっているし、ツイッター最果タヒ(Tahi Saihate) (@tt_ss) | Twitter)とかに普通に投稿しているので若い人もなじみやすいんですよね。

中原中也とか茨木のり子詩は無理意味わからんとなった10代20代の人でも、とらえやすく感じやすいと思うよ~。

主要キャスト

美香:石橋静河

慎二:池松壮亮

智之:松田龍平

 

監督:石田裕也

公開年:2017年 

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