酒のツマミと酔いシネマ

映画好きの25歳・女子が、観た映画の感想を好きなように書くブログ!

『かぐや姫の物語』は、観終わったあと不思議な悲しみに襲われる美しい作品だった【映画レビュー】

こんばんは、太田ドクソです。

監督の高畑勲さんが4月5日に亡くなったというニュースが流れましたね。

今回は『かぐや姫の物語』をレビューします。

高畑さんが監督を務めた最後の作品です、ではどうぞ。

かぐや姫の物語』のあらすじ

今は昔、竹取の翁が見つけた光り輝く竹の中からかわいらしい女の子が現れ、翁は媼と共に大切に育てることに。女の子は瞬く間に美しい娘に成長しかぐや姫と名付けられ、うわさを聞き付けた男たちが求婚してくるようになる。彼らに無理難題を突き付け次々と振ったかぐや姫は、やがて月を見ては物思いにふけるようになり……www.cinematoday.jp

平たく言うと、「竹取物語」です。

今夜の酒とツマミはこれ!

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感想(0件)

The☆日本なかぐや姫なので、もちろん日本酒チョイスです。

そのままぐいぐいでもよかったんですが、三ツ矢サイダーで割って、より「かぐや姫ちゃん」のイメージっぽくしました。

キリっとしてるけど甘酸っぱくてかわいらしさも兼ね備えてる感じね。

そして今日のツマミは~「カニみそ」!!!

頂き物、いつ食べよういつ食べようと温存し続けてたんですが、我慢できずに開けちゃいました。

都の豪邸でぜいたくなものばっかり食べてる貴族のふり。(笑)

ドクソの感想

アカデミー賞にもノミネートされるほどの名作だし、「いいよ~」とは聞いていたんですが、いつもなんとなく素通りしてた作品。(ジブリは好きなんだけどね)

シンプルなイラストだからこそ際立つ日本の美しさ

 最初、あまりのシンプルさにびっくりしちゃいました。

ディズニーみたいな、細部までぬかりなく描かれたビビットなCGのイラストとは全く違って、すごく淡い。すごくシンプルな水彩画です。

初めは「子供の落書きみたい…(めっちゃ失礼)」とすら思ってしまうほど簡単な描写ですが、お話がすすむにつれて、「なんて美しいの…」とそのシンプルでありながら完成されてる描写に、思わずため息が漏れてしまいます。

色で季節の移ろいを表現してるのがすばらしいなと感じました。

竹の色を観ただけで季節がわかる。

四季のある日本で育った日本人なら、イラストの情報量が少なくても体で感じることができると思います。

作品に出てくる植物や空が、ちゃんと私たちの暮らしにあるものと同じ色をしていることに感動しました。

イラストなのに実写と同じ感覚があって、すごくドキドキした。

ドクソは以前「おいしそうな食べ物が出てくる映画が好き」と言いましたが、かぐや姫に出てくる「翁と媼が収穫してる梅」が、おいしそうでおいしそうで感動しました。

だって、水彩画だよ!なのに、なんであんなにハリがあってツヤがあっておいしそうなの!!(笑)

監督はこの作品で「線の描写」にこだわったそうなんですが、ドクソは色にずっとドキドキしてたな。

なんか…気づいたら泣いてるんですけど……

 普通~に観てて、「あー綺麗…これぞまさににほ…え、泣いてる?」という感じになんだか突然涙が出てました。

なんかね、もう、悲しいの

感動とかじゃなくて、底なしに悲しい。でも何で悲しいかはわっかんないの。

だからレビューなのに詳しいことが書けない。(笑)

姫が月に帰ることが決まった時、「生きるために生まれてきたのに」と言う彼女の言い表しがたい気持ちとか、連れ返されるときの翁と媼の「行かないで」という必死の呼びかけとか、明確にぐっとくるシーンもあるんですが、本当の理由はそこじゃない気がする。

「生きるために生まれてきた」というセリフはすごく胸に来るものがあって、たぶん観る人みんなここでハッとするんじゃないかなと思うんです。

これが引き金になっているのかもしれないな。

もうちょっと考えてみます。

ちなみに「この映画で泣く奴は素人だ」と宮崎駿さんはおっしゃってるそうで、そうですドクソは素人です……。(笑)

かぐや姫が犯した罪と罰って結局何なの?

この映画のキャッチコピーは「かぐや姫が犯した罪と罰」なんですが、なんだかストーリーでは明確にはされず。

ネット上では皆さんいろいろな議論をなさってますので、ドクソもちょっとだけ。

ドクソは、「姫がいつも何かに焦がれていること」が罪だと感じたんだ。

月では「けがれた地球に焦がれたこと」、地球では「山での暮らしに焦がれたこと」。

ここではないどこかに想いを馳せること自体が罪なんじゃないかと思いました。

そして「あこがれた地球から連れ戻すこと」が罰

姫の、まっすぐでひたむきな性格を考えると、はせる想いすら奪われて、感情もなにもない無機質な月で暮らし続けることが、罰なんじゃないでしょうか。

ただしこれはかぐや姫にとっての罰で、本来は「地球に送ること自体」が罰なんだろうなとと思います。

「帰りたいと思ったのと同じくらい帰りたくない」って言ってるものね。

まあ、おそらく「明確にしない」ってことは「自分で考えろ」ってことなので、皆さんは皆さんで観たあと自分で考えてみてね。(笑)

まとめ

 イラストの美しい作品が好きな方はぜひ観てほしい。

他の作品とはまた違った、唯一無二の淡いイラストが美しいですよ~。

あと、生きることに悩んでる人にも見てほしいな、きっと刺さるシーンがあるはず。

主要キャスト

かぐや姫朝倉あき

捨丸:高良健吾

翁:地井武男

媼:宮本信子

相模:高畑淳子

 

監督:高畑勲

公開年:2013年

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