酒のツマミと酔いシネマ

映画好きの25歳・女子が、観た映画の感想を好きなように書くブログ!

『ゾンビーズ』は、本当の自分を押し殺している人にぜひ観てほしい作品でした【映画レビュー】

こんばんは、太田ドクソです。

今日は、『ゾンビーズ』をレビューします!

ディズニーチャンネルが送る、今までにないゾンビミュージカル映画なんですがめっちゃ面白かったですよ~。

では、どうぞ!

ゾンビーズ』のあらすじ

舞台は郊外の小さな町シーブルック。ある日、地元高校の新学期が前代未聞の幕開けを迎える。なんとゾンビタウンの生徒達が転校してきたのだ。あろうことか、チアリーダーのアディソンと、ゾンビのアメフト選手ゼッドは恋に落ちる。人間とゾンビ、双方のコミュニティが二人の恋を否定し妨害する中、二人は力を合わせ偏見や価値観を打ち破ろうとする!

www.disney.co.jp

 

 平たく言うと、「かわいいチアリーダーとイケメンゾンビの恋と闘いの話」ですね。

ドクソの感想

ディズニーチャンネルムービーといえば、『ハイスクール・ミュージカル』や『ディセンダント』が有名ですよね。

テレビ作品であっても人気が高く、面白いのであなどっちゃあいけません。

ゾンビめっちゃしゃべる!めっちゃ踊る!楽しい!

ゾンビといえば、ふらふら歩いてうなり声をあげて人肉を食べるというのが一般的なイメージですよね。

でも、この作品のゾンビたちは肌が青白いだけの普通の人間みたいな雰囲気。

「Zバンド」なる腕時計みたいなおしゃれなバングルで人肉食べたい欲求を抑えて、普通の人間と同じように暮らしています。(『ゾンビーノ』っぽいですね)

作品冒頭からめちゃくちゃ普通に話してるので、思わず「えっ?www」てなりますよ。

しかも、ゾンビたちはめっちゃ個性豊か!

主人公のゼッド(マイロ・マンハイム)は前向きな性格が清々しいイケメンで、友達のイライザ(カイリー・ラッセル)はハッキリした性格がカッコよく、ボンゾ(ジェームス・ゴッドフリー)はいちいち仕草がかわいい!

「ゾンビなんてみんな同じ」という今までのイメージを180度覆してきました。

ドクソはボンゾがお気に入りなんですが、この仲良し3人組がなんだかずっと可愛らしいんですよね~。

そしてこの作品、しっかりミュージカルなんですが、ゾンビたちの歌とダンスがめちゃくちゃかっこいいの~!!!

HIP HOPに合わせた迫力のあるダンス、つい縦ノリしてしまうレベルでかっこいいです、皆と一緒にクラブにいるみたいな気分になれる!

偏見と闘うアディソンとゼッドに胸をつかまれる

ゾンビは存在が危険というレッテルを張られて、町の壁の向こうに街を作って暮らしているんですが、実は本当の自分を隠して暮らしている人間が一人…。

それが、ヒロインのチアリーダー・アディソン(メグ・ドネリー)ちゃんです。

アディソンは、親の言いつけで本当の自分を隠してウィッグで生活しています。

アディソンが暮らす街は、人と違うことは悪いことと考えている人が多く、彼女は学校で浮かないようにするため、大好きなチアを続けるため、という理由で偽りの姿を続けます。

だけど、ゾンビのゼッドと出会うことで、アディソンは少しずつ「偽ること」に疑問を持ち始めます。

アディソンの見ていて気持ちがいいところは、「恋に突き動かされて”おかしいおかしい!”」って喚くのじゃなくて、「恋をしたことで”あれ?おかしくない?”」って気づくところ。

微妙な違いだけど全然違いますよね。

だから、アディソンがただの可愛くて元気なティーンじゃなくて、意志が強くて可愛い女の子だってことがしっかりとわかる。

 偏見の中でも明るくまっすぐに生きているゼッドと、偏見をもつ人たち側にいながら自分の意志で行動していくアディソンのカップルには、たびたびハッとさせられるシーンやセリフがありましたよ。

二人の未来を歌う「Someday」なんか、結構ポップなんだけど歌詞をあらためて読むとすごいあの、あー、泣いちゃう泣いちゃう!

アディソンのセリフで、「違いは認めないのに、勝つためにゾンビを利用するなんて」というセリフがあるんですが、これ、日常生活でもあるあるだなぁ…って思ってグッときました。

自分は大丈夫かな、そんなことを人にしてないかな?と立ち止まって考えたくなるセリフです。

まとめ 

本当の自分を隠して生きてる人、個性を出すのが怖い人は見たらきっと勇気をもらえるはず!

あくまでも一つの「個性」としてゾンビを扱うディズニーらしさ。

もちろんグロシーンも一切ないので、普通の青春ラブストーリーとして観られます。

しかも、ミュージカルシーンがカッコよかったり美しかったり最高なんです!

恋、友情、勇気……大切なものは全部ゾンビーズが教えてくれるぞ!

主要キャスト

アディソン:メグ・ドネリー

ゼッド:マイロ・マンハイム

イライザ:カイリー・ラッセ

ボンゾ:ジェームス・ゴッドフリー

バッキ―:トレバー・トージマン

 

監督:ポール・ホーエン

公開年:2018年

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恵比寿ガーデンプレイスで行われた『ピクニックシネマ』に行って来ました!

こんばんは、太田ドクソです。

先日、恵比寿ガーデンプレイスで行われたキノ・イグルーさん主催の『ピクニックシネマ』に遊びに行って来ました!

キノ・イグルーさんとは、「移動映画館」なる、カフェやファッションビルの屋上など様々な場所で映画を流している団体さんのことです。

もう今年で開催5年目だそうですが、これまで開催されていたことなどまったく知らず……。

今年も開催3日目を過ぎてから知って、好きな映画ばかりだ!となって駆け込んできました。笑

今年の開催は終了してしまいましたが、来年行きたい!と考えていらっしゃる方は、ぜひ混雑状況などご参考までにご覧ください。

どこでやってるの?

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この、ちょうどドームの下に人工芝が敷かれていて、くつろいだりごろ寝したり、ピクニック気分で映画を楽しもう!というイベントです。(写真にも微妙にスクリーンが見えてますね)

12日間で1作品ずつ、ジャンルレスに厳選された作品が放映されます。

ちなみにドクソが観に行ったのは10日目のスクール・オブ・ロック

他にも『ティファニーで朝食を』や『タイピスト!』、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』などなど、良作目白押しのラインナップです。

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混雑状況は?

初めての参加、しかも大好きなスクールオブロックということで、絶対いい場所で見たい…!という気持ちで、15時半ごろに会場に向かいました。

ついてびっくり、15時半ごろは人工芝は子供の楽園!って感じですね。笑

すでにガチ勢の人たちが4.5組場所取りしてましたが、子供たちはイベントなんて関係なしに容赦なく元気一杯に走り回っているので、踏まれても文句は言えません。(マジで踏まれる勢いで走り回ってるぞ!)

16時ごろ↓

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チラホラとイベント目当ての人が場所取りを始める頃ですが、まだまだ全然お子様の方や映画目当てではない方が多いです。

ガーデンプレイス三越で買い物してても全然余裕です。

うちは意味もなくガーデンプレイスの38階から東京を一望したり、ガーデンシネマでポップコーン買ったり、バーガーキングで夕飯買ったりしてました。

17時半ごろ↓

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お子様連れの方たちが帰り始めて、入れ替わりに徐々にイベント目当ての人たちで埋まってきています。

真ん中あたりは埋まり始めますが、前方のサイドや後方はまだ全然余裕があります。

前方に投影機も設置されて、いよいよイベントの準備が始まり、わくわくしながら待ってられます。

19時ごろ↓

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イベント開始30分前はさすがにいい人口密度です。

一人で来た人は結構うまいこと間に場所をとってましたが、二人連れとかでゆったりした場所の確保は厳しいかな……。

あと、2人以上で行くなら30分前くらいからはシート必須です!!

連れがトイレやタバコで外した時に一人で来た人が空いてると思って座っちゃいます!(うちはちょっと危なかった)

人工芝は程よい柔らかさで全然シートいらずの心地よさですが、無用なトラブルを防ぐためにもシートはある方が便利です。

もちろん二人連れなのに意味もなく広く場所取りするのはダメですよ!

イベントの雰囲気は? 

 本当に皆好きに映画を楽しんでいるって感じでしたね。

ドクソの前の人や隣の人なんかはごろ寝しながら映画を楽しんでました。

皆好きに買ってきたお酒やご飯を食べながら映画を観て、それぞれが感じたところで泣いたり笑ったりしてましたよ~。

外だから、皆好き勝手しゃべったりするのかな、と思ったりもしましたが案外そんなことはなく、ちゃんと集中して映画を観ることもできます。

また、風や木々の揺れる音、クラクションや電車の走る音、道行く人の笑い声など、映画館や自宅では体験できない生の音が伴うからか、家や映画館とは全く違った映画体験ができることは間違いないです。

キノ・イグルー代表の有坂さん曰く、「野外上映では時として、映画のシーンと同じように突風が吹いたりすることがある」のだそうです。

スクール・オブ・ロックはこてこてのコメディなのでそういう、「映像と感覚が100%リンクする!!」みたいなことはありませんでしたが、天然の4DXのようなものだと考えるとわかりやすいと思います。

しかも、上映前と上映後は有坂さんの映画豆知識が聞けて、これがかなりありがたい!

「知ってる~」なことから「えっそうなんだ!」なことまで、映画の理解が深まるので、好きだった映画がもっと好きになります。

ドクソが行った日は涼しいうえに強風で夜は寒くなって、さっさと帰っちゃいましたがもうちょっと温かったら上映後も余韻に浸ってのんびりしたかったなぁ~。

まとめ

夜風にあたって映画を観るなんて最&高すぎると思います。

各々がごろごろ、ちょっとしゃべったり酒盛りしながら開放的な空間で映画を観るって、なかなかできる体験ではないので本当におすすめですよ!

※注意点ですが、恵比寿ガーデンプレイス周辺には手ごろなスーパーがない…と思います。

ドクソは節約もかねて家の近所でお酒だけ買っていきました。

『未来のミライ』を観てきました!【映画レビュー】

こんばんは、太田ドクソです。

今回はつい先日公開になった『未来のミライ』をレビューします!

では、どうぞ!

未来のミライ』のあらすじ

とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。

ある日、甘えん坊の“くんちゃん”に、生まれたばかりの妹がやってきます。
両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。
そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、
不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。

“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。
それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。

待ち受ける見たこともない世界。
むかし王子だったと名乗る謎の男。
幼い頃の母との不思議な体験。
父の面影を宿す青年との出会い。

そして、初めて知る「家族の愛」の形。

さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく“くんちゃん”。
果たして、“くんちゃん”が最後にたどり着いた場所とは? 
“ミライちゃん”がやってきた本当の理由とは―

mirai-no-mirai.jp

平たく言うと、「甘ったれのイヤイヤ期のがきんちょが成長する話」です…かね。(笑)

ドクソの感想

正直、期待値はかなり下回った…な……。

でも、細田守さん映画ってスルメ作品的な魅力があって、何度も見るうちに「ええやん」となっていくので、たぶんこれもそうなんじゃないかしら、と思っています。

 くんちゃんにイライラする!(笑)

ドクソはまだ子育ての経験がないので、ちゃんとはわかんないですが、リアルなんですよ。くんちゃんの駄々っ子っぷりが。

イヤイヤ期っつってもくんちゃん公式では4歳なんですが、妹ができて両親は妹にかまいっぱなし、仕事もしてて忙しいしほっとかれる時間が増えて、妹に嫉妬してあれもいや!これもいや!になっちゃっているご様子……。

妹をいじめてお母さんに怒られ、号泣してるくんちゃんを見て妹も号泣…何この負の連鎖……地獄かよ……でも兄弟が生まれた家庭ならきっと「よくある光景(問題)」なんだと思います。(笑)

イヤイヤ期のお子さんを持っているお母さんやお父さんはきっと「めっちゃわかる」となるでしょう。

子育てしてないドクソでさえ「この野郎……」となりましたもん。

誰もが子供時代を経てきたということを思い出させられる

さて今回の細田作品は「子供の目線」にすごくこだわっているなぁと感じます。

ドクソが印象的だったのは、くんちゃんが何度目かの時を超える冒険で出会った女の子とのシーンかなぁ。

この女の子のセリフで、お菓子を「散らかして食べるとおいしい」っていうのがあって、なんか突然、子供時代の気持ちがぶわっとよみがえったんですよね。

宿題よりもゲームやっちゃうとか、ついつい散らかしちゃうとか、親に怒られてもやめられないこと、「どうしてこんなことするの!」って言われてもやっちゃうこと、絶対誰にでもあったはず。

普段はあんまり考えないけど、改めて考えるとやめられなかったこと、ついやっちゃうことって、子供の自分にとっては魅力的なことだったんだよな…と思い出しました。

そして、この女の子は自分が大人になってから、自分もやっていたことで自分の子供を叱るという……(真相は映画を観てね)。

このシーンがあるからこそ、自分を含むすべての大人に子供時代があったことにハッとさせられちゃいました。

また、くんちゃんの冒険のシーンは、過去も未来もとっても景色がドラマティックで印象的です。

サマーウォーズ』や『時をかける少女』でも見られた細田さんらしいSFみの強い映像もあり、これまでとはちょっとテイストの違う描写も見られたのが面白かったです。

 冒険では、子供だけでなく大人との出会いもありながら、成長していく過程が丁寧に描かれてます。

どの冒険もとっても鮮やかで、やさしい力強さが感じられますよ。

まとめ

まとめというか余談ですが、くんちゃんがはじめてミライちゃんと会った時の別れ際のシーン、ヒスイカズラ(と思われる花)が庭に咲き誇っているのが印象的でした。

ヒスイカズラは日本ではほとんど見られない絶滅危惧種の植物で(ディズニーシーにはあるそうです)、美しい花は数日で枯れてしまう珍しい花なんです。

花言葉は「私を忘れないで」。

オフィシャルなあれではなくて、ドクソの勝手な解釈ですが、この花の咲き方は短い子供時代の楽しさや短い人生の連なりのイメージ、また花言葉は、駅の新幹線乗り場のシーンに何か通じるものがあるような気がしてしまいますね。

単に不思議な花だしきれいだからっちゅーだけかもしれませんが。(笑)

主要キャスト

くんちゃん:上白石萌歌

ミライちゃん:黒木華

お母さん:麻生久美子

お父さん:星野源

謎の男:吉原光夫

ひいじいじ:福山雅治

 

監督:細田守

公開年:2018年

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『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』は、一日一日の重みを感じられる作品でした【映画レビュー】

こんばんは、太田ドクソです。

今回は、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』をレビューします!

結構人気作ですよね。では、どうぞ!

『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』のあらすじ

 

イギリス南西部コーンウォールに住む青年ティムは、両親と妹、そして伯父の5人家族。
どんな天気でも、海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ。風変りだけど仲良し家族。しかし、自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。
そして迎えた21歳の誕生日、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父から知らされる。そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになるティム。

弁護士を目指してロンドンへ移り住んでからは、チャーミングな女の子メアリーと出会い、恋に落ちる。
ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、二人の出会いはなかったことに!

なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けて人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。どんな家族にも起こる不幸や波風は、あらゆる能力を使っても回避することは不可能なのだと。そして、迫られる人生最大の選択——。

abouttime-movie.jp

 平たく言うと、「タイムトラベルができる男性の人生の話」です。

ドクソの感想

SFチックなのに日常色が強くて引き込まれる

 SFの定番スキル・タイムトラベルができる青年の話なので、「え?これSF?おしゃれ系ラブストーリーじゃないの?」と思われる方も多いと思います。

大丈夫、おしゃれ系ラブストーリーです。(おしゃれ系ラブストーリーって何)

タイムトラベルをするときに、SFっぽい時空を漂うようなシーン(例→『時をかける少女』)がないからか、タイムトラベルのシーンでも日常を切り取っただけのようなナチュラルさがあります。

タイムトラベルも日常の中の一つの営み、というような雰囲気です。

 ちなみに、この作品の監督は『ノッティングヒルの恋人』や『ブリジット・ジョーンズの日記』の脚本や、『ラブ・アクチュアリー』の監督脚本を努めた方で、面白いラブストーリーをたくさん手掛けてる人なんです。

日常の何気ないワンシーンを切り取るのが上手な監督だからこそできる、特殊な設定でありながら違和感を抱かせないストーリーです。

日々の大切さや愛に気付かされる

さて、やっぱりこの作品の神髄は「日々の大切さ」を押しつけがましくなく、でも確かに伝えているところにあると思います。

印象的なシーンやせりふも多数あるんですが、そのどれもがさりげないんです。

作品全体を通して飾らない描写が多く、本当に一人の男の人の生活をのぞき見しているような雰囲気。

また、ティムやメアリー以外の登場人物たちがどんなふうに物事を考えているのかも、さりげないながら印象的な言葉で描かれていて、みんなにそれぞれの暮らしや歴史があることが、ふわっと感じられます。

ティムの家族は結構みんな変わってるんですが、それぞれの大切なものへの思いは率直な言葉として表れているので、そういう発言を通しても日々を見つめさせられます。

ラブストーリーとしては、劇的なラブシーンがあるわけでなく(ないわけでもないんだけど)、おそらく多くの人が経験しているであろう日常的な恋が続いていく感じです。

でも、特別な一日はとってもドラマティックに観客の印象にもしっかり残るように描かれてる、このコントラストがたまらん……!

恋だけじゃなくて家族の愛にもフォーカスされてます。

ティムが家族を大切に思う気持ち、また家族がティムを大切に思う気持ちの深さたるや…。

ティムの家族を見るメアリーの目も、やさしさと愛に満ちていて、劇中全方位愛にあふれています。

知ってます?皆さん、いい作品ではね、劇的にドラマティックなシーンやせりふがなくっても、愛の深さを見せることができるんですよ。

まとめ

人生の選択に迷ってる人、「こうすればよかった」とかよく思っちゃう人にぜひ観てほしいな~。

そういう人にこそ観終わった後の何とも言い難い充足感を味わってほしい。

なんかおしゃれな映画観て通ぶりたい~という人にもおすすめです。(笑)

主要キャスト

ティム:ドーナル・グリーソン

メアリー:レイチェル・マクアダムス

ティムの父:ビル・ナイ

ハリー:トム・ホランダー

 

監督:リチャード・カーティス

公開年:2014年

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『きっと、星のせいじゃない。』は、涙活に最適すぎる良作でした【映画レビュー】

こんばんは、太田ドクソです。

今回は『きっと、星のせいじゃない。』をレビューします!

では、どうぞ!

『きっと、星のせいじゃない。』のあらすじ

 ヘイゼル・グレースは末期のガン患者。今は奇跡的に薬が効いているけれど、学校にも行けず、友だちもなく、酸素ボンベが手放せない。ある時ヘイゼルは、両親に言われていやいや参加したガン患者の集会で、片脚を切断して骨肉腫を克服したガスと出会う。ガスは独自の感性が光るヘイゼルに恋をするが、ヘイゼルは彼を傷つけまいと頑に距離を置く。そんな彼女に、素晴らしい贈り物をするガス。ヘイゼルが大好きな作家にメールを送り、返信をもらったのだ。二人は作家に招待されて、オランダへ行くことになる。ヘイゼルが知りたいと切望する、彼の小説の”その後”を教えてもらうために。誰よりも好きなのに、”友達”として旅立つ二人。だが、彼らを待っていたのは、作家の予想もしない言葉だった。さらに、旅の最終日、ガスはヘイゼルに重大な事実を打ち明ける―。

www.foxmovies-jp.com

 平たく言うと、「病気の少年少女の恋物語」ですね。

ドクソの感想

泣きすぎていつも記憶がなくなる

 とにかく尋常じゃないくらい涙が出ます、ええ。

もう最後のほうなんかヘイゼルとガスが一緒になんかやってるの見るだけで涙出ちゃう。ドクソは泣き虫なので、わりと何を見てもそこそこ泣くんですが、一緒に観ていた旦那が引くほど号泣しました。そしてめったに泣かない旦那も泣くという。

ヘイゼルを演じたシャイリーン・ウッドリーも、ガスを演じたアンセル・エルゴート正直そこまで美男美女ではないから、一気に現実感が増してるんですよね。

これが例えばエマ・ワトソンザック・エフロンだったらこうはいかない、また別物になってしまうよなあ。

っていうか、これ観るの2回目。なのにこの涙の量。

使ったティッシュの山見せてやりたいわ。

ドクソは泣きすぎてトラウマになってる映画が何本かあるんですが(例『P.S.アイラブユー』)、この作品もそのレベルです。

ちなみにこの作品、原作の小説があるんですが、そちらのタイトルは『さよならを待つふたりのために』なんですよ。なんかめっちゃ良くない?

タイトルの美しさだけでも涙が出ちゃいそう。ちなみにちなみに、英語の原題は"The Fault in Our Stars"

小説からあえてタイトルを変えたこと、小説のタイトルの美しさを損なわずさらに美しい名前にしたこと、まじ原題訳した人すげえわ。名タイトルじゃないっすかね。(ドクソは割と原題と邦題のコントラストを楽しみたいタイプです)

悲しいだけじゃない温かさを感じられる

この作品は人気作の『(500)日のサマー』の脚本コンビが脚本書いてるんですよ。

それゆえ末期がん患者を扱う作品でありながらユーモアにあふれていて、場面によっては笑えちゃったりもします。(『(500)日のサマー』はまた後日レビューするので置いときますね)

ヘイゼルとガスがメールをやり取りするシーンは、必ず画面のどこかに手書き風の吹き出しで文章が書かれるんですが、そういうのもかわいい。この演出にきゅんとした人多いんじゃないでしょうか。

ドクソは、ヘイゼルとガスのかわいらしくていじらしい関係を感じちゃいました。

こういう工夫で、暗いベースのストーリーでもほんのり温かい気持ちで観ることができます。

病気の人がいつも悲しくつらい気持ちで過ごしているわけじゃないのはわかっているんですが、どうしてもそう思ってしまう人の心理をうま~くすくっている感じ。

病気してても、普通に生きてる。それどころか、ただ健康な人よりも力強く生きているっていうのをヘイゼルとガス、さらにアイザック(ガスの親友)から感じ取ることができます。

ドクソはインフルエンザ以上の大きな病気をまだしたことがないので、細かいことや詳しいことはわかりませんが、きっと、そうなんだろうなと思います。

悲しさに打ち勝つプロセス、自分らしさを損なわずに苦しくても生きていくこと、そういうことの力強さや温かさを本当にうまく描いている作品です。 

まとめ

病気ものの映画は悲しすぎて見られないという人でも結構見られると思う。

生きることの力強さを感じられる作品です。

今日はめっちゃ泣きたいって人にもおすすめ!寝る前に見たら次の日顔パンパンになるぞ!

主要キャスト

ヘイゼル・グレース・ランカスター:シャイリーン・ウッドリー

オーガスタス・ウォーターズ:アンセル・エルゴート

ラニー:ローラ・ダーン

マイケル:サム・トラメル

ピーター・ヴァン・ホーテン:ウィレム・デフォー

 

監督:ジョシュ・ブーン

公開年:2015年

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「もらとりあむタマ子」は、前田敦子さんだからこそ良さが際立つ作品でした【映画レビュー】

こんばんは、太田ドクソです!

今日は『もらとりあむタマ子』をレビューします。

では、どうぞ!

もらとりあむタマ子』のあらすじ

東京の大学を出たものの、父親がひとりで暮らす甲府の実家に戻ってきて就職もせず、家業も手伝わず、ただひたすらに食っちゃ寝の毎日を送る23歳のタマ子が、やがてわずかな一歩を踏み出すまでの1年を追う。

eiga.com

平たく言うと「しょうもない女(23)の1年」です。

ドクソの感想

な~~~んの盛り上がりもない。そこがいい。(笑)

 まっっっっじで何の盛り上がりもない!(笑)

しょうもない女の子の日常を定点カメラでのぞき見しているような作品です。

父親の出すご飯を食べ、仕事は手伝わず、冷房ガンガンの部屋で毛布にくるまって漫画を読む……。

もう字面からしてダメ感が漂ってるよね!!!

なんもなさすぎて、レビューすることもないよ……(笑)

これまでいくつも「日常系」と呼ばれる作品を見てきましたが、これは「日常系」どころじゃない、ただの「日常」です

ただ、日常で起こる、周囲にとっては大したことじゃないけど本人にとっては大ごとな、穏やかな起伏がしっかり描かれてます。

ラストシーンも、ただ日常を切り取っただけの雰囲気がありながら含みもあって、好みでした。

前田敦子さんだからこそリアルに見られる。

 この作品、元AKB48前田敦子さんが主演なんですが、あ~うまいことやってくれたな~という感じ。

てか、女優あっちゃんいいじゃん!とめっちゃ思う。

AKBの時なんて心の底から興味がなくて、「私のことは嫌いでも~」のスピーチぐらいしか知らなかったし、特別かわいいとも思わなかったけど、特別かわいいわけじゃない前田さんだからこそ、タマ子になるとめちゃくちゃかわいい。

たしかAKBってクラスにいそうなレベルのかわいい女の子を選んでる…んですよね?(曖昧)

この作品では、その前田さんの「身近な可愛さ」がさく裂してるんですよ。

これが宮崎あおいさんとか、堀北真希さんとかだったらこうはならなかったと思う。

あと、AKB卒業後っていうのもよかったのかも。

職なしになったわけじゃもちろんありませんが、タマ子とリンクする部分を前田さん自身がしっかりと汲んでいたのかなとも感じます。

じゃなかったらこんなリアルにならないって。(笑)

まとめ

70分代の映画で作品自体めちゃくちゃ静かなので、ゴロゴロタイムのBGMとしても気が高ぶって寝られないような夜のお供にも観られると思います。

タマ子がダメすぎて、自分なんかましだなって思える人は多いと思う、特に働いてる人。(笑)

主要キャスト

坂井タマ子:前田敦子

坂井善次:康すおん

仁:伊東清矢

坂井啓介:鈴木慶一

坂井よし子:中村久美

 

監督:山下敦弘

公開年:2013年

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『きみの声をとどけたい』は、アニメ感覚で見られる作品でした【映画レビュー】

ご無沙汰です!太田ドクソです。

更新をさぼり続けて気づいたら夏になってしまいました。

今回は『きみの声をとどけたい』をレビューします!

では、どうぞ!

きみの声をとどけたい』のあらすじ

 なぎさは、海の見える日ノ坂町に住む女子高生。ある日、誰も使っていないミニFMステーションの存在を知ります。”声”を通じて、新たな世界と出会っていくなぎさ。映画は、なぎさたち女子高生の悩みや喜び、あこがれや夢を、かけがえのない日々を通じて描き出していきます。そして最後は、そんな彼女たちが”声”を通じて、小さなキセキを起こします。

kimikoe.com

 平たく言うと、「ラジオを始めた女子高生の話」です。

ドクソの感想

日曜朝8時半のアニメって感じ。

すーんごいわかりやすい話で、話の展開もよくある感じ。

アニメーション映画というよりは、テレビアニメっていう感覚で観られますね。

出演キャラの性格とかも、なんかプリキュアとかおジャ魔女どれみとかで見たことある感じです。笑

幼少時代にそういう女児向けアニメを見ていた人は、すんなり観られるか、むずがゆくなるかのどちらかだと思います。ちなみにドクソはむずがゆかった。笑

主人公のなぎさは言霊を信じていて(言霊は「言ったことが現実になる」てやつですね)、それが見えるという特殊設定があるんですが、あんまりそれが前面に押し出される描写はなく、ただのめっちゃ前向きでちょっとイタイ子っぽくなってしまっているのは否めない…その感じもニチアサっぽいですね。

女子高生が友達と協力して何かを成し遂げようとしたり、衝突したりして団結していく感じがおそらく誰しもがどこかで一度は目にしたことのあるストーリーだと思うので、大人は物足りなさを感じるかもしれません。

物語がまっすぐすぎるので、あんまり得意じゃない人はいると思う……。

お子さんがいる方は一緒に観るといいかもしれないですね。

言葉の大切さを教えるのにはいい作品

なぎさは言霊を信じてるんですが、それ以外のキャラは言霊を信じてないんですよね。

でも「それも個性」として描かれているので、「言霊を信じない=悪」とはなっていない。

この作品では「信じることも正義、信じないことも正義」として描かれているような感じです。

考えを強制してこないので、ある意味観たいように観られます。

なぎさは、言霊を信じていないかえで達をバカにしないし、かえで達もまた、言霊を信じているなぎさをバカにしません。

言った言葉が実現するかどうかだけじゃなく、個性を尊重することについても考えることができますね。

まとめ

疲れまくっているときに観たら沁みそう。

ハラハラドキドキするシーンがなく、かといって説教臭いわけでもないので、口が悪くなってきた思春期のお子さんとかに見せたら「はぁ?」と思いながら言葉の大切さを理解してくれそうな気がします。笑

主要キャスト

行合なぎさ:片平美那

矢沢紫音:三森すずこ

龍ノ口かえで:田中有紀

土橋雫:岩淵桃音

浜須賀夕:飯野美佐子

中原あやめ:神戸光歩

琵琶小路乙葉:鈴木陽斗実

 

監督:伊藤尚往

公開年:2017年

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